節約大好きな「ぴよねこ」( @piyoneko)です。
あなたのクレジットカードの海外旅行保険で大丈夫かチェックしませんか?[/say]
海外ではケガや病気の治療費が高額になるため、海外旅行保険が必須ですよね。
保険会社が発売する有料の保険もオススメですが、一部クレジットカードには海外旅行保険がついています。
ところがクレジットカードの海外旅行保険の内容を誤解している人がすごく多いです。
体感では8割の人が間違っています!
「私にはクレジットカードの保険があるから大丈夫」と思って海外に行って、高額の治療費を払うことになってはシャレになりませんよね。
今回はあなたのクレジットカードの海外旅行保険をチェックするポイントを解説します。
ご自身のクレジットカードの海外旅行保険を確認して、必ず対策を立てましょうね。
ぴよねこ
不明な点があれば、遠慮なくコメント欄から質問して下さいね。
- ご自身のクレジットカードの海外旅行保険を確認しましょう
- 海外旅行保険の大事なポイントを理解する
- 万が一に備え対策をする
目次
ご自身のクレジットカードの補償内容を確認しよう
まずお手元にご自身のクレジットカードを用意しましょう。
そのカードの公式サイトに海外旅行保険の内容が書いてあるので、確認しながら記事を読んで下さいね。
まずは海外旅行保険が付いているか確認
普段使っているクレジットカードに海外旅行保険がついているのか分からない人が、想像以上に多いです。
そのカードの公式サイトを見て海外旅行保険について書いていない場合、お持ちのクレジットカードにはついていません。
クレジットカード自体は人気だけど、海外旅行保険がないカードって実はすごく多いんです。
- Yahoo! JAPANカード(別途有料)
- dカード
- イオンカードセレクト
- Orico Card THE POINT
これらのクレジットカードは様々なお得なサービスがあるので人気ですよね。私も利用しているカードがあります。
ですが海外旅行保険はついていないので注意しましょう。
- まずは持っているクレジットカードに海外旅行保険がついているか確認
海外旅行保険の内容をチェックしよう
ここでは年会費無料で人気のクレジットカードである、「楽天カード」「リクルートカード」「エポスカード」の海外旅行保険の内容をチェックします。
補償内容 | 楽天カード | リクルートカード | エポスカード |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 | 2,000万円 | 500万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 100万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 100万円 | 270万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 2,000万円 | 2,000万円 |
救援者費用 | 200万円 | 100万円 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円 | 20万円 | 20万円 |
保険を利用する条件 | あり(利用付帯) | あり(利用付帯) | なし(自動付帯) |
キャッシュレス診療 | 可能 | 可能 | 可能 |
家族の補償範囲 | 本人+家族カード会員 | 本人+家族カード会員 | 本人のみ |
比較すると違いがありますね。
このままだと分かりにくいので、補償内容ごとに3枚のカードを比較します。
ぴよねこ
続いて海外旅行保険の大事なポイントを解説しますね。
海外旅行保険の大事なポイントを理解する
傷害死亡・後遺障害
「傷害死亡・後遺障害」とは、海外で不慮の事故やケガで亡くなった場合や、後遺症が残ってしまった場合に保険金がもらえる補償のことです。
補償内容 | 楽天カード | リクルートカード | エポスカード |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 | 2,000万円 | 500万円 |
「楽天カード」と「リクルートカード」はともに2,000万円まで、「エポスカード」は500万円まで補償してくれます。
傷害死亡・後遺障害の金額を見ると、「楽天カード」と「リクルートカード」の方が優れていると考えてしまいがちです。
実はソレ、非常にまずい誤解です。
そもそも「傷害死亡・後遺障害」が起こる確率は、極端に可能性が低いです。可能性が低いから保険金を高く設定できます。
この後解説する傷害・疾病治療費用の方が、発生する確率が圧倒的に高いので重要です。
傷害死亡・後遺障害の額にダマされないようにしましょう!
- 傷害死亡・後遺障害の重要度は低い
- 傷害・疾病治療費用の方が重要
傷害・病治療費用(ココ大事!)
傷害治療費用はケガ、疾病治療費用は病気による治療費用を補償してくれます。
傷害・疾病治療費用は海外旅行保険の中で、ダントツで利用回数が多いので最も重要です。
海外での治療費は高額(知っておこう)
海外では日本の健康保険を使えません。治療費は全額自己負担なので高額になることは知っておきましょう。
☟は2016年に海外で発生した治療費が高額になったケースを一部紹介しています。保険金の部分がかかった費用です。
旅行先 症状 治療内容 保険金 イギリス 急性虫垂炎 13日間入院・手術 741万円 アメリカ 肺炎 8日間入院 683万円 グアム サイクリング中に転倒し頸椎骨折 10日間入院 566万円 カナダ 乗馬中に落馬して寛骨臼骨折 13日間入院・手術 827万円
特に入院・手術が発生すると、数百万円の治療費がかかるケースもあります。
傷害・疾病治療費用は最低でも300万円、できれば500万円欲しいです。
傷害・疾病治療費用を比較
あらためて3つのクレジットカードの傷害・疾病治療費用を比較してみます。
補償内容 | 楽天カード | リクルートカード | エポスカード |
傷害治療費用 | 200万円 | 100万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 100万円 | 270万円 |
「リクルートカード」の低さが目立ちますね。これでは全然足りないです。
「エポスカード」は傷害治療費用が200万円、疾病治療費用が270万円と高いですよね。
「エポスカード」は年会費無料のクレジットカードの中で、最高クラスの傷害・疾病治療費用の保障額です。
エポスの海外旅行保険が人気のある理由ですね。
海外旅行保険のついたクレジットカードは複数枚欲しい
海外での治療費は高額なので、傷害・疾病治療費用は最低でも300万円、できれば500万円欲しいです。
「エポスカード」の保険は優れていますが、1枚だけでは補償額が足りず高額な差額が発生する可能性も考えられますよね。
実はクレジットカードの海外旅行保険の補償額は足し算することができます。
例えば「エポスカード」と同じく、優れた海外旅行保険で人気の「横浜インビテーションカード」というクレジットカードがあります。
この2枚を持っている場合は☟の補償額となります。
補償内容 | エポスカード | 横浜インビテーション カード | 2枚合計 |
傷害治療費用 | 200万円 | 200万円 | 400万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 200万円 | 470万円 |
傷害・疾病治療費用が最低限欲しい300万以上になりました。
ちなみに「エポスカード」と「横浜インビテーションカード」はどちらも年会費無料のクレジットカードです。
この2枚を持っていると、超優秀な海外旅行保険を完全無料で使えます。
海外旅行に行く時には最低でも1枚、できれば両方持っていたいですね。
「横浜インビテーションカード」は横浜の人限定のクレジットカードではありません。誰でも作れるので安心して下さい。
- 傷害・疾病治療費用の補償額はとても重要
- 「エポスカード」は最高クラスの傷害・疾病治療費用の保障額
- 「エポスカード」「横浜インビテーションカード」の組み合わせがオススメ
賠償責任
「賠償責任」は人のモノを壊したりケガをさせた場合に、必要な賠償額や裁判費用などを補償してくれます。
補償内容 | 楽天カード | リクルートカード | エポスカード |
賠償責任 | 2,000万円 | 2,000万円 | 2,000万円 |
3つのカードはどれも最高2,000万円まで補償してくれます。
過去の事例を見ても、2,000万円を超えるような賠償責任はほとんど発生していません。
賠償費用はクレジットカードの海外旅行保険で十分足りると考えていいですね。
- 賠償費用はクレジットカードの海外旅行保険で十分足りる
救援者費用
救援者費用とは、主に☟の費用を補償してくれます。
- 旅行中に行方不明になった場合の捜索費用
- 治療のために搬送する費用
- 家族が海外にかけつける費用
- 日本の病院へ移送する費用
発生する可能性は低いですが、万が一の場合にとても高額になります。
補償内容 | 楽天カード | リクルートカード | エポスカード |
救援者費用 | 200万円 | 100万円 | 100万円 |
「楽天カード」の補償額が高くて、「リクルートカード」と「エポスカード」が低いですよね
ですがあまり気にする必要はありません。
優先度の高い傷害・疾病治療費用を複数のクレジットカードで対策できれば、自動的に救援者費用の補償額も上がっていますよね。
例えば先程も紹介した、「エポスカード」と「横浜インビテーションカード」の2枚を組み合わせると☟の補償額となります。
補償内容 | エポスカード | 横浜インビテーション カード | 2枚持っている場合 |
傷害治療費用 | 200万円 | 200万円 | 400万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 200万円 | 470万円 |
救援者費用 | 100万円 | 200万円 | 300万円 |
海外旅行保険のついたクレジットカードは複数枚持っておく方がいいですよね。
年会費無料のクレジットカードでも組み合わせれば、補償額を上げることができます。
海外旅行保険のために、年会費の高いゴールドカードに加入するのは多くの人がやってしまう間違いなんですよね。
- 救援者費用は不足する可能性もある
- 「エポスカード」「横浜インビテーションカード」の組み合わせがオススメ
携行品損害
携行品損害とは持ち物が盗難にあったり、事故で故障した場合に損害額を補償してくれます。
補償内容 | 楽天カード | リクルートカード | エポスカード |
携行品損害 | 20万円 | 20万円 | 20万円 |
3枚とも20万円(免責3,000円)まで補償してくれます。
そもそも海外旅行で高価なものを持ち歩く可能性は低いので、補償額は20万でも足りることが多いです。
もちろん複数のクレジットカードを組み合わせて、補償額を増やすことができますよ。
- クレジットカードの携行品損害は20万円で十分なことが多い
自動付帯と利用付帯(超大事!)
クレジットカードの海外旅行保険は大きく分けて☟の2種類あります。
- 自動付帯
- 利用付帯
クレジットカードの海外旅行傷害保険は、自動付帯の方が利用付帯より優れています。
自動付帯とは?
自動付帯とはクレジットカードを持って海外旅行に行けば、保険を受けられるということ。
クレジットカードを発行すれば、海外旅行に持っていくだけで保険が掛かった状態になるので簡単です。
利用付帯とは?
利用付帯とはそのクレジットカードで事前に旅行費用(一部でもOK)を支払うと、保険を受けられるもの。
利用付帯のクレジットカードの場合は、旅行出発前にツアー代・航空券・ホテル代・タクシー代などの旅行費用の一部をそのカードで支払いをしていないと、補償を受けられないので要注意!
つまり利用付帯のカードを持って行くだけでは、保険を利用できません。
しかもカード会社によってどの旅行費用を支払うと保険を使えるかはバラバラで、事前の確認が必須です。
お持ちのクレジットカードの海外旅行保険が「自動付帯」と「利用付帯」のどちらなのか必ず確認しておきましょう。
自動付帯のカードは必ず持っておきたい
あらためて3つのカードを確認しましょう。
補償内容 | 楽天カード | リクルートカード | エポスカード |
保険を利用する条件 | あり(利用付帯) | あり(利用付帯) | なし(自動付帯) |
「楽天カード」と「リクルートカード」は利用付帯、「エポスカード」は自動付帯です。
ここでもエポスが優れていますね。
先程紹介した「横浜インビテーションカード」も実は自動付帯です。
自動付帯のクレジットカードは持っているだけで、海外旅行保険が無料で使えます。
そのため海外旅行保険については「エポスカード」と「横浜インビテーションカード」は最強の組み合わせと言えますね。
- 自動付帯か利用付帯かを必ず確認する
- 自動付帯なら持っているだけで無料で海外旅行保険を使える
- 「エポスカード」と「横浜インビテーションカード」は自動付帯
キャッシュレス診療(重要)
キャッシュレス診療とは旅行先の治療費をクレジットカード会社が直接支払うために、旅行者が立替える必要がないサービスのこと。
海外での治療費は高額になることが多いので、一時的でも病院に支払うのは難しいですよね。
日本では考えられないことですが、海外の病院は費用を払えなければ治療してくれない可能性もあります。
海外旅行保険ではキャッシュレス診療が必須ですね。
多くのカードがキャッシュレス診療に対応している
最近のクレジットカードの海外旅行保険は、キャッシュレス診療に対応している場合が多いです。
3つのカードを確認しましょう。
補償内容 | 楽天カード | リクルートカード | エポスカード |
キャッシュレス診療 | 可能 | 可能 | 可能 |
3つともキャッシュレス診療に対応していますね。
お持ちのクレジットカードも念のため確認しておきましょう。たまにキャッシュレス診療に対応していないカードがあります。
正直言って、キャッシュレス診療ができない海外旅行保険は利用価値がありません。
すぐに「エポスカード」や「横浜インビテーションカード」のような年会費無料で優れた海外旅行保険がついたクレジットカードを作りましょう。
旅行の際は緊急連絡先を控えておく
海外でケガや病気で治療を受けたい場合は、カード会社が設けている海外旅行保険の緊急連絡先に電話しましょう。
キャッシュレス診療で対応できる現地の病院などを教えてくれます。
海外旅行の際は必ず緊急時の連絡先を控えていきましょうね。
- キャッシュレス診療は必須
- 多くのクレジットカードでキャッシュレス診療はついている
家族の補償範囲(重要)
家族で旅行に行く場合、海外旅行保険を家族も使えるのか気になりますよね。
海外旅行に一緒に行く家族が、18歳以上(高校生を除く)かどうかで、☟のように対応方法が変わります。
- 18歳以上(高校生を除く)の家族の保険は、年会費無料のクレジットカードでも対応できる
- 18歳以下(18歳の高校生を含む)の家族の保険は、年会費無料のクレジットカードでは対応できない
⇒有料保険かゴールドカードを検討する
家族の保険は18歳で対応方法が変わる
- クレジットカードの海外旅行保険を複数使って、傷害・疾病治療費用を最低300万円できれば500万円にする
- 「エポスカード」「横浜インビテーションカード」の組み合わせが最強
- クレジットカードの海外旅行保険は自動付帯ものが優先
- キャッシュレス診療可能なカードを必ず選ぶ
- 家族の保険は18歳で対応方法が変わる
ぴよねこ
足りない場合は「エポスカード」「横浜インビテーションカード」で補足しましょう。
万が一のために対策をしておこう
クレジットカードの海外旅行保険は年会費無料のクレジットカードを組み合わせると十分対応できます。
保険会社の提供する有料の海外旅行保険や、年会費の高いゴールドカードを使わなくても大丈夫。
まずは「エポスカード」と「横浜インビテーションカード」の2つを作りましょう。
その上で足りない部分を他のカードや有料保険でカバーすると、海外旅行保険の費用を数千円は安くできますよ。
ぴよねこ
不明な点があれば、遠慮なくコメント欄から質問して下さいね。
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