ひよこくん
ぴよねこ
節約大好きな「ぴよねこ」( @piyoneko)です。
電力自由化で新しい企業が次々参入し、私たちは自宅の電力会社を自由に切替えできるようになりました。
ただ初めて切り替える場合「なんだか難しそう、切り替えて大丈夫なのかな?」と不安になりますよね。
電力自由化は正しく行えば電気代をすごく節約できます。ですが実際にトラブルにあう人もいるので、念のため注意点を確認しておきましょう!
この記事では電力自由化の専門家が、電力会社の切り替えの具体的な流れ・期間と注意点を徹底解説します。
目次
電力会社を変更・切り替えする時の流れ
申込から切替までの具体的な流れ
電力自由化の切り替えはとても簡単で、切り替えたい電力会社の公式サイトから申し込むと自動で切り替わります。
具体的な流れは☟のとおりです。
電力会社を決めたら公式サイトから申し込みます。この時に現在契約中の電力会社のお客様番号と供給拠点番号が必要になります。
電力会社から送られてくる検針票に書いてあるので手元に用意しておきましょう。
ちなみに現在契約中の電力会社への解約申請は不要です。新しい電力会社が手続きを代行してくれます。
スマートメーター(新しい電力計)の取り付け日・電力が切り替わる日が分かります。
ちなみに郵送ではなくメールで連絡が来る電力会社が最近では多いですよ。
スマートメーターの取り付けは基本的に立会いが不要で、工事費も無料です。特に家にいる必要もありません。
家の外にある電力計を新しい物に交換してくれます。
切り替え予定日になると自動的に申し込んだ先の電力会社に切り替わります。電気は今までと同じで特に変化を感じませんが切り替わっています。
これ以降は新しく申し込んだ電力会社に支払いをします。
流れを書きましたが、実際に私たちが行うのはSTEP2の申し込みまで。とても簡単ですね。
スマホの切り替えとは違い、ホームページの申し込みだけなので10分程度で終わります。
たったこれだけで電気代が安くなるので、電力自由化の切り替えはとてもおすすめです。
- 公式サイトで申し込んだら後は待つだけ!
申込から切替までの期間
電力会社の申し込み自体は簡単なのですが、申し込みから切り替え完了までの期間は約1~2ヶ月と少し時間がかかります。
電力会社によってこの期間は異なります。申し込み順に切り替えなので、人気の高い電力会社ほど時間を要します。
例えば人気No1の楽天でんきは、私も申込みましたが切り替え完了まで2ヶ月かかりました。
時間がかかるのだけは難点ですが気長に待ちましょう!
- 切り替え完了までの目安は1~2ヶ月
電力会社の変更・切り替えの注意点
①初期費用は無料が基本
電力自由化には初期費用というものは存在しません。
新しい電力計のスマートメーターの交換工事や部品代も無料です。
それでも契約事務手数料などという名目で初期費用を設定している電力会社がごく一部あります。
利益を上げるためにその電力会社が勝手に設定しているだけ。
当然人気もありませんし、選ぶ理由もありませんね。
- 初期費用のかかる電力会社を選ばない
②一部のマンションやアパートでは切り替えができない
電力会社の切り替えは一戸建てに限らず、マンションやアパートでも可能です。もちろん賃貸物件に住んでいる場合でもOK!
ただし切り替えできないマンション・アパートも一部あります。
高圧一括受電という方式で建物全体で特定の電力会社と契約している場合は、個人が電力会社を切り替えることはできません。
また、一部のアパートでは大家さんが建物全体で契約しているケースがあり、その場合も一般的に切り替え不可です。
該当する人は電力会社の切り替えを個人ではできないので、注意しましょう。
実際には個人で東京電力や関西電力などと契約している人が大多数で、その場合は建物の種類や分譲・賃貸に関係なく自由に切替できます。
- 建物全体で高圧一括受電している場合は切り替えができない
③不動産会社・引越し業者などからの勧誘に注意
不動産会社や引越し業者など電力と関係のない業者が電力会社の切り替えを提案し、切り替えると引越し料金などをサービスをする場合があります。
電力会社の代理店となり電力会社からマージンをもらうことで、料金を割引できるわけですね。これ自体は何ら問題ない行為です。
問題なのは畑違いの業者が電力自由化の素人で、その電力会社があなたにとって本当にお得なのか分からず勧誘してくること。
さらにこういった業者が提案する電力会社の多くが割高なので要注意!
電気代はずっと支払うものです。あなたに合わない高い電力会社と契約すると割高な料金をずっと支払うことになります。
目先の割引にダマされずにあなたにあった電力会社をシミュレーションで探しましょう。
- 不動産会社・引越し業者など電力の素人からの勧誘に注意
④詐欺まがいの業者に要注意
電力会社の多くは真面目に事業を行っていますが、中には詐欺まがいの行為をしている一部悪徳電力会社があります。
よく聞くケースは☟のとおり。
- 大手電力会社の名前を語り、切り替えの勧誘をする
- 電力自由化で切り替えが必要だと言ってくる
- 電力計・メーターの交換が必要・無料で交換しますよと勧誘してくる
強引な訪問営業や勧誘電話でこのようなアピールして、実はあなたが利用中の電力会社の個人番号(お客様番号)を聞き出そうとします。
その番号を伝えてしまうと、私たちの意思に関係なく詐欺まがい業者が勝手に電力会社を自社に切り替えできてしまいます。
真面目な電力会社は訪問営業や勧誘電話をしてくることはまずありません。
詐欺まがいの業者からの勧誘ではなく、あなた自身の電気代が本当にお得になる電力会社に直接申し込むことが重要ですよね。
☟の関連記事では電力自由化の専門家が選んだ優良電力会社の中から、あなたご自身の電気代を一番お得にできる電力会社を確認できます。ぜひ利用してみて下さい。
- 詐欺まがいの業者に要注意
- 登録番号を気軽に教えない!
⑤電力会社の正しい選び方がある
優良な電力会社が圧倒的に多いのですが、どの電力会社を選ぶとお得になるのかは一人一人違います。
大手の有名電力会社が、あなたにとってお得な電力会社とは限りません。
そこで重要なのが「電力会社の正しい選び方」!
☟の関連記事では電力会社を簡単に見極める5つのポイントを紹介しています。電力会社を選ぶ前に読むと、あなたに合った電力会社の選び方がわかるようになっています。
- 電力会社は正しい方法で選ぶ
電力会社の変更・切り替えまとめ
- 初期費用は無料が基本
- 一部のマンションやアパートでは切り替えができない
- 不動産会社・引越し業者などからの勧誘に注意
- 詐欺まがいの業者に要注意
- 電力会社の正しい選び方がある
電力会社の切り替え自体はとても簡単です。
ただしこれらの注意点もあるので、気をつけましょう。
大事なのはあなたの電気代が本当にお得になる電力会社を選ぶことです。
☟の関連記事では電力使用状況を入力するだけで、あなたの電気代が最安値になる電力会社を見つけることができますよ。

コメントを残す