節約大好きな「ぴよねこ」( @piyoneko)です。
この記事は☟の「ENEOSでんき」と「東京ガス」の基本解説の記事を、事前に読んでおくと分かりやすくなっています。
よかったら先に読んで下さいね。
「ENEOSでんき」と「東京ガス」は関東で人気の電力会社で、よく比較されます。
ではどちらがお得なのでしょうか?
実は世帯人数によってオススメの電力会社は変わります。中にはどちらもオススメできない要注意な人もいます。
この記事では「ENEOSでんき」と「東京ガス」を徹底比較しています。
どの電力会社が、あなたに合っているか確認してみましょう。
ぴよねこ
目次
ENEOSでんきと東京ガスの電気料金を比較
ENEOSでんきの料金プラン
「ENEOSでんき」の一般家庭用の料金プランは「Vプラン」で、違約金が0円の人気のプランです。
「2年特割」というオプションをつけると少し安くなりますが、解約時の違約金が発生するのでオススメできません。
ここでは2年特割を利用しない前提で解説しています。
- ENEOSでんきの料金プランは「Vプラン」
- 2年特割はおすすめしない
東京ガスの料金プラン
「東京ガス」の一般家庭用の料金プランは☟の2種類があります。
- ずっとも電気1S
- ずっとも電気1
「ずっとも電気1S」は1人世帯、「ずっとも電気1」は2人以上の世帯にお得なプランです。
さらに「東京ガス」の場合は電気のみを利用するか、電気・ガスのセットで利用するかによって電気料金が変わります。
現在「東京ガス」の都市ガスを利用している人は、電気・ガスのセットの方を参考にして下さい。
- 「東京ガス」は1人世帯と、2人以上の世帯でプランが違う
- 電気のみ利用と電気・ガスセット利用で料金が変わる
ENEOSでんきと東京ガスの電気のみ利用を比較
「ENEOSでんき」と「東京ガス」の電気のみを利用する場合を比較します。
それぞれの1年間の電気料金の目安は☟のとおりです。(お得な方が赤字)
ENEOSでんき Vプラン | 東京ガス 電気のみ利用 | |
1人世帯 | 59,998円 | 60,790円 |
2人世帯 | 101,685円 | 104,201円 |
3人世帯 | 117,724円 | 120,328円 |
4人世帯 | 125,728円 | 128,365円 |
5人世帯 | 139,913円 | 142,625円 |
「東京ガス」は1人世帯を「ずっとも電気1S」、2人以上の世帯を「ずっとも電気1」のプランで計算しています。
世帯人数に関係なく、「ENEOSでんき」の方が「東京ガス」より少し安くなります。
実は「ENEOSでんき」は関東の1~2人世帯の場合、最安値圏の電力会社です。
関東で1~2人暮らしの人は、「東京ガス」ではなく「ENEOSでんき」の方がおすすめです。
3人以上の世帯は要注意!
関東の3人以上の世帯では、「ENEOSでんき」よりさらに電気料金が安くなる「あしたでんき」がおすすめです。
「あしたでんき」は業界最安値の料金プランで人気があります。
3社の1年間の電気料金の目安を比較します。(最安値を赤字)
あしたでんき | ENEOSでんき Vプラン | 東京ガス 電気のみ利用 | |
1人世帯 | 63,342円 | 59,998円 | 60,790円 |
2人世帯 | 103,122円 | 101,685円 | 104,201円 |
3人世帯 | 115,668円 | 117,724円 | 120,328円 |
4人世帯 | 120,258円 | 125,728円 | 128,365円 |
5人世帯 | 130,968円 | 139,913円 | 142,625円 |
「あしたでんき」は関東の3人以上の世帯で、最安値圏の電力会社です。
「東京ガス」「ENEOSでんき」にこだわりがなければ、「あしたでんき」の方がお得ですよ。
「あしたでんき」について詳しく知りたい人は、☟の記事で確認できます。
- 1~2人世帯は「ENEOSでんき」がお得
- 3人以上の世帯は「あしたでんき」がお得
ENEOSでんきと東京ガスの電気・ガスセット利用を比較
「ENEOSでんき」と「東京ガス」の電気・ガスセット利用する場合を比較します。
それぞれの1年間の電気料金の目安は☟のとおりです。(安い方が赤字)
ENEOSでんき Vプラン | 東京ガス 電気・ガスセット | |
1人世帯 | 59,998円 | 60,486円 |
2人世帯 | 101,685円 | 100,961円 |
3人世帯 | 117,724円 | 117,088円 |
4人世帯 | 125,728円 | 125,125円 |
5人世帯 | 139,913円 | 139,385円 |
「東京ガス」は1人世帯を「ずっとも電気1S」、2人以上の世帯を「ずっとも電気1」のプランで計算しています。
微妙な差ですが、1人世帯では「ENEOSでんき」の方が安く、2人以上の世帯では「東京ガス」の方が安くなります。
実は「ENEOSでんき」と「東京ガスの電気・ガスセット」は関東の1~2人世帯の場合、電気代が最安値圏となります。
ほとんど電気代が同じなので、サービス内容で選んでもいいですよね。
サービス内容の比較については記事後半で解説しています。
3人以上の世帯は要注意!
関東の3人以上の世帯では、「ENEOSでんき」「東京ガス」よりさらに電気料金が安くなる「あしたでんき」がおすすめです。
「あしたでんき」は業界最安値の料金プランで人気があります。
3社の1年間の電気料金の目安を比較します。(最安値を赤字)
あしたでんき | ENEOSでんき Vプラン | 東京ガス 電気・ガスセット | |
1人世帯 | 63,342円 | 59,998円 | 60,486円 |
2人世帯 | 103,122円 | 101,685円 | 100,961円 |
3人世帯 | 115,668円 | 117,724円 | 117,088円 |
4人世帯 | 120,258円 | 125,728円 | 125,125円 |
5人世帯 | 130,968円 | 139,913円 | 139,385円 |
「あしたでんき」は関東の3人以上の世帯で、最安値圏の電力会社です。
「東京ガス」「ENEOSでんき」にこだわりがなければ、「あしたでんき」の方がお得ですよ。
「あしたでんき」について詳しく知りたい人は、☟の記事で確認できます。
電気料金の比較まとめ
ここまでをまとめると、おすすめの電力会社は☟のようになります。
3人以上の世帯の人は、「ENEOSでんき」「東京ガス」にすると割高なので要注意ですね。
「ENEOSでんき」「東京ガス」はどちらも1~2人世帯向きです。
続いてサービス面を比較します。
ENEOSでんきと東京ガスのサービスを比較
解約時の違約金
「ENEOSでんき」と「東京ガス」にはどちらも、解約時の違約金はありません。
いつでも0円で解約可能なので、他にお得な電力会社が出てきたらすぐに変えることができます。
違約金についての差は特にありませんね。
「ENEOSでんき」の場合は少しお得になる2年特割のオプションをつけると、解約時に違約金1,080円が発生します。
- 「ENEOSでんき」「東京ガス」はどちらも解約時の違約金はない
支払い方法
「ENEOSでんき」と「東京ガス」の支払い方法を比較すると☟のようになります。
ENEOSでんき | 東京ガス | |
クレジットカード | 可能 | 可能 |
口座振替 | 可能 | 可能 |
コンビニ払い | 不可 | 可能 |
「東京ガス」は請求書によるコンビニ払いも選べます。
多くの人がお得なクレジットカード払いを利用するので、大きな差はないと言えますね。
お得なクレジットカードを用意しよう
「年会費無料」+「還元率1%以上」がお得なクレジットカードの条件です。
☟の解説記事で紹介しているクレジットカードの中から、最低でも1枚は持っておきたいですね。
- 支払い方法で大きな差はない
セット割引
ENEOSでんきはマイカー持ちの人にうれしい
「ENEOSでんき」にはガソリンとのセット割引があります。
条件はクレジットカードの「ENEOSカード」で、「ENEOSでんき」の支払いをすること。
「ENEOS」でガソリン・軽油・灯油が1円/L割引となります。(1ヶ月最大150Lまで)
さらに「ENEOSカード」には無料でロードサービスがつくので、JAF代年間4千円も節約できます。
マイカーを持っている1~2人暮らしの人は、「ENEOSでんき」を利用するメリットが大きいですね。
ですが先程も解説したとおり、3人以上の世帯の人は「あしたでんき」の方がお得なので注意しましょう。
東京ガスの都市ガス利用者はガスとセット割り
現在1~2人暮らしで「東京ガス」の都市ガスを利用している人は、電気・ガスのセット割引で電気代がお得になりますよね。
ですが先程も解説したとおり、3人以上の世帯の人は「あしたでんき」の方がお得なので注意しましょう。
- 1~2人暮らしのマイカー持ちの人 ⇒「ENEOSでんき」でガソリン割引が可能
- 1~2人暮らしで「東京ガス」の都市ガスを利用中の人 ⇒電気・ガスのセット割
ポイント還元
ENEOSでんきはTポイントが貯まる
「ENEOSでんき」を利用すると、200円につきTポイントが1ポイント還元されます。(還元率0.5%)
ただし「ENEOSでんき」の支払いにTポイントを使うことはできません。
Tポイントは他で利用することになります。
- 「ENEOSでんき」ではTポイントが貯まる
東京ガスはパッチョポイントが貯まる
「東京ガス」を利用すると「パッチョポイント」が還元されます。
電気代1,000円につき15ポイント(還元率1.5%)がもらえます。
ガス・電気セット契約の人は、ガス・電気代の合計1,000円につき15ポイント(還元率1.5%)がもらえます。
「パッチョポイント」は支払いに利用できませんが、楽天ポイントなどの他社ポイントに変換が可能です。
貯まるポイントはやや「東京ガス」の方が多いですが、「ENEOSでんき」は利用しやすいTポイントが貯まります。
大きな差はないので、お好みで選んでもいいですね。
- 「ENEOSでんき」はTポイントが貯まる(還元率0.5%)
- 「東京ガス」はパッチョポイントが貯まる(還元率1.5%)
トラブルサポート
「ENEOSでんき」と「東京ガス」にはそれぞれ、自宅の電気設備にトラブルがあった場合に専門スタッフが無料で出張対応してくれるサービスがあります。
基本的な作業内容に大きな差はありませんので、☟に違いのみ書いています。
ENEOSでんき | 東京ガス | |
無料の 作業時間 | 30分 | 60分 |
+αのサービス | 電球交換が 年3回まで無料 | 水まわり・鍵・窓ガラスの トラブル対応のサービスあり |
「ENEOSでんき」の電球交換は、別途電球を事前に用意しておく必要があります。
「東京ガス」の水まわり・鍵・窓ガラスのトラブル対応のサービスは、「ずっとも電気1S」(1人世帯用)では利用できません。
東京ガスは「クックパッド」の有料サービスを利用できる
「東京ガス」にはレシピ検索サイト「クックパッド」の人気順検索を無料で利用できるサービスです。
「ずっとも電気1」(2・3も可)のプランで電気・ガスをセットで契約している人が使えます。
「クックパッド」のプレミアム会員は月額280円で全ての機能を使えますが、東京ガスの場合は人気レシピが分かる「人気順検索」のみ利用できます。
「東京ガス」の会員専用ページ「myTOKYOGAS」から見ることができます。
- 「東京ガス」は「クックパッド」の人気順検索を無料で使える
ENEOSでんきと東京ガスどちらを選ぶべきか?
関東の人は「ENEOSでんき」と「東京ガス」を比較する人が多いです。
まず重要なことは、3人以上の世帯では「あしたでんき」の方が電気代がかなり安くなるということでしたね。
つまり「ENEOSでんき」または「東京ガス」から選ぶのは、関東で1~2人世帯の人です。
分かりやすい選び方は☟のとおりです。
これに該当しない人は微妙な差なので、お好きな方を選ぶといいですよ。
電気代はずっと払い続けるものなので、ご自身に合った電力会社から選びましょう。
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