ひよこくん
ぴよねこ
節約大好きな「ぴよねこ」( @piyoneko)です。
「まちエネ」はローソンが作った電力会社です。
ローソンのクーポンやPonta還元があるので、ローソンをよく利用する人は興味があるかもしれません。
ですが「まちエネ」をおすすめできない人もいます。
- 電気代が高くなった
- 他の電力会社の方が安かった
電力会社を変えるなら、このような状況は避けるべきですよね。
この記事では、「まちエネ」のデメリットも紹介します。
「まちエネ」に興味がある方は、最後まで読んで確認して下さい。
ぴよねこ
目次
まちエネの提供エリア・地域
「まちエネ」が電気を提供しているエリアは、☟の地域です。(離島を除く)
- 東京
- 神奈川
- 埼玉
- 千葉
- 栃木
- 群馬
- 茨城
- 山梨
- 静岡東部(富士川以東)
東京電力と同じエリアですね。
- 「まちエネ」は関東・山梨・静岡東部の人が利用できる
まちエネは賃貸・分譲のマンション・アパートでも利用可能
賃貸・分譲に限らずマンション・アパートの人も電力会社を切り替えることができます。
もちろん「まちエネ」も申込可能です。
ただし電力会社と一括契約されているマンションや、賃貸物件で電力会社を指定されている場合は、電力会社の切替はできません。
個人で直接電力会社と契約している人は、問題なく切替できますよ。
ひよこくん
- 個人で電力会社と契約している人は「まちエネ」に切替できる
まちエネは解約時の違約金が0円
解約時に違約金のない電力会社を選ぶのが、電力自由化の基本です。
「まちエネ」は解約しても違約金は必要ありません。
いつでも0円で解約可能なので、他にお得な電力会社が出てきた場合に無料で切替できるのは大きなメリットです。
- 「まちエネ」の違約金は0円
まちエネは工事・初期費用が0円
電力自由化に申込む際には、家庭の電力使用量を測定するスマートメーターの取付工事が発生します。
工事といっても屋外の電力計を交換するだけです。
スマートメーターの部品代・取付費用は無料で、工事の立ち会いも不要です。
新しい電力会社へ申し込んだら工事をしてくれるので、特に気にする必要はありません。
ほとんどの人が初期費用0円で始められます。
- 初期費用0円で始められる
まちエネの支払い方法
「まちエネ」で利用できる支払い方法は、クレジットカード・口座振替です。
多くの人がクレジットカードで支払って、ポイントを貯めていますよね。
ポイント還元率の高いクレジットカードで支払うことが重要です。
自分のクレカがお得か分からない人は、「年会費無料」+「1%還元以上」を満たしているかを確認するといいですよ。
まちエネではポンタポイントが還元される
「まちエネ」を利用すると、電気代1,000円につきPontaポイントが10ポイント還元されます。
還元率は1%なのでお得に見えますが、実は大きな落とし穴があります。
ローソンが作った「まちエネ」は、Pontaポイントが一番多く貯まる電力会社ではありません。
東京ガスの方がPontaポイントは貯まる
「東京ガス」の電気は1,000円につき15ポイントの「パッチョポイント」が還元されます。
「パッチョポイント」はPontaポイントに変換可能です。
つまり「東京ガス」の電気の方がPontaポイントを多く貯められます。
さらに「東京ガス」の方が「まちエネ」より電気料金もお得です。
ひよこくん
ぴよねこ
- 「まちエネ」はPontaポイントが1%還元
- 「東京ガス」の方がPontaポイントは多く貯まる
まちエネの料金プラン・基本料金
「まちエネ」の家庭向け料金プランは1種類のみ。
飛び抜けて電気代が安いわけではありませんが、ポイント還元を考慮すると関東では平均よりややお得な電力会社です。
☟をクリックして開くと料金プランを確認できますよ。(詳しい人向け)
まちエネ | 東京電力 従量電灯B | ||
基本 料金 | 20A | 561.60円 | 561.60円 |
30A | 842.40円 | 842.40円 | |
40A | 1123.20円 | 1,123.20円 | |
50A | 1404.00円 | 1,404.00円 | |
60A | 1684.80円 | 1,684.80円 | |
従量 料金 | 120kWhまで | 19.43円 | 19.52円 |
121~300kWh | 24.81円 | 26.00円 | |
301kWh~ | 25.99円 | 30.02円 |
まちエネの電気の料金シミュレーション
「まちエネ」の電気料金が、東京電力の従来料金(従量電灯B)と比べてお得になるのかシミュレーションします。
ご自身が年間でどれくらいお得になるのか、確認して下さいね。
1人世帯の場合、現在20A(アンペア)または30Aのどちらで契約しているかによって、シミュレーション結果が変わります。
契約アンペアが分からない人は電力会社の検針票や、自宅のブレーカーに書いてあるので確認しておきましょう。
一般的な家庭の1年間の電気料金と、切替による節約額の目安は☟のとおりです。
(まちエネはPontaポイント1%還元分を引いた、実質の電気料金を表示)
世帯人数 アンペア | まちエネ | 東京電力 | 年間節約額 |
1人(20A) | 60,014円 | 61,992円 | -1,978円 |
1人(30A) | 63,350円 | 65,362円 | -2,012円 |
2人(30A) | 102,185円 | 107,706円 | -5,521円 |
3人(40A) | 118,180円 | 125,846円 | -7,666円 |
4人(50A) | 126,147円 | 134,619円 | -8,472円 |
5人(60A) | 140,290円 | 150,597円 | -10,307円 |
「まちエネ」にすると、世帯人数に関係なく東京電力より安くなります。
ただし他の電力会社と比較すると、「まちエネ」の電気料金は安い方ではありません。
関東でさらにお得な電力会社は、☟の関連記事で探せますよ。
まちエネのメリット
ローソンのクーポンがもらえる
「まちエネ」を利用している人には、毎月メールでローソンのクーポン(100~200円割引相当)が1枚送られてきます。
ローソンをよく利用する人にはうれしいサービスですね。
ただし、デメリットでも書いていますが電気代が安い方ではありません。
個人的には使うか分からないクーポンより、電気代の差額の方が重要です。
ローチケで割引
「まちエネ」を利用している人は、ローチケで映画鑑賞券を500円引き(通常1,800円⇒1,300円)で購入できる割引があります。
よく利用する人にはありがたいサービスですね。
ただしクレジットカードの「エポスカード」でも同じことができるので、個人的には「まちエネ」を選ぶ理由にはならない考えています。
優待は「エポスカード」を利用して、「まちエネ」より電気代の安い電力会社にする方がお得です。
ちなみに「エポスカード」は年会費無料なのに、全国で使える割引優待サービスがある人気のクレジットカードですよ。
- 毎月ローソンのクーポンが1枚もらえる
- ローチケの割引がある
まちエネのデメリット
他の電力会社の方がお得
「まちエネ」の最大のデメリットは、他社の電力会社に比べて電気料金が安くはないことです。
Pontaポイントが還元されても、お得度はやや低いです。
☟からご自身の世帯人数をクリックすると、「まちエネ」よりお得な電力会社を確認できますよ。
1~2人世帯(東京ガスの都市ガスを利用中の人)
関東の1~2人世帯で、東京ガスの都市ガスを利用中の人は、電気も「東京ガス」にまとめるのがお得です。
東京ガス・まちエネを比較します。
一般的な家庭の場合、1年間の電気料金の目安は☟のとおりです。(最安値を赤字)
世帯人数 アンペア | 東京ガス | まちエネ |
1人(20A) | 59,579円 | 60,014円 |
1人(30A) | 62,881円 | 63,350円 |
2人(30A) | 99,447円 | 102,185円 |
東京ガス・まちエネともにポイント還元を引いた実質の電気代を表示
「東京ガス」の1人世帯は「ずっともでんき1S」(単身向け)、2人世帯は「ずっともでんき1」(家族向け)の電気・ガスセット契約にした場合の電気代
「東京ガス」の電気は「まちエネ」よりお得な電気料金で、Pontaポイントも多く貯められるのでおすすめです。
1~2人世帯(東京ガス以外のガスを利用中の人)
関東の1~2人世帯で、「東京ガス」以外のガスを利用している人は、シンプルに電気代の安い電力会社がおすすめですよ。
関東の1~2人世帯では「ENEOSでんき」または「H.I.S.でんき」が最安値圏の電力会社です。
ENEOSでんき・H.I.S.でんき・まちエネを比較します。
一般的な家庭の場合、1年間の電気料金の目安は☟のとおりです。(最安値を赤字)
世帯人数 (アンペア) | ENEOSでんき Vプラン | H.I.S.でんき 従量電灯B | まちエネ |
1人(20A) | 59,698円 | 契約不可 | 60,014円 |
1人(30A) | 63,051円 | 61,889円 | 63,350円 |
2人(30A) | 101,177円 | 101,992円 | 102,185円 |
20アンペア契約の1人世帯の人は「ENEOSでんき」、30アンペア契約の1人世帯の人は「H.I.S.でんき」の方がお得ですね。
2人世帯の場合は「ENEOSでんき」にするとお得です。
3人以上の世帯の場合
関東の3人以上の世帯では利用中のガス会社に関係なく、「あしたでんき」が最安値圏の電力会社です。
あしたでんき・まちエネを比較します。
一般的な家庭の場合、1年間の電気料金の目安は☟のとおりです。(最安値を赤字)
世帯人数 アンペア | あしたでんき | まちエネ |
3人(40A) | 115,668円 | 118,180円 |
4人(50A) | 120,258円 | 126,147円 |
5人(60A) | 130,968円 | 140,290円 |
3人以上の世帯の人は「あしたでんき」の方がお得ですね。
ひよこくん
ぴよねこ
コメントを残す