節約大好きな「ぴよねこ」( @piyoneko)です。
国民年金の保険料を安くできるって知っていますか?
国民年金の保険料を毎月口座振替や納付書を持ってコンビニなどで現金で支払っていませんか?これお得じゃないのでやめましょう!
国民年金は2年分を一括で支払う2年前納方式を選び、クレジットカードまたは楽天JCBデビットカードで支払うのが最もお得です。

この記事では国民年金の保険料を楽天JCBデビットカードで支払う場合について解説します。
デビットカードは種類が豊富ですが、還元率が高いのはダントツで楽天JCBデビットカードです。
国民年金の保険料を2年前納にして楽天JCBデビットカードで払うと、なんとビックリ約35万円安くなります。
目次
国民年金は2年前納楽天JCBデビットカード払いで35万円安くなる!
国民年金の主な支払い方法
国民年金の保険料の主な支払い方法は☟の4つ(国民年金の保険料の支払いにはLINEPayなどは利用できません)
- 口座振替
- 納付書で銀行やコンビニで支払う
- クレジットカード
- デビットカード
この中で最も選んではいけないのは納付書で銀行やコンビニで支払う方法です。最も保険料の額が高くなります。
国民年金の保険料の支払いでお得なのはクレジットカードまたは楽天JCBデビットカードでの支払い!
ぴよねこ
楽天JCBデビットカードとは?
JCBデビットカードはJCBマークのあるお店で、現金代わりに利用することができます。もちろんネットでの買い物でも利用可能。
利用額分がその場で預金口座から引き落とされます。預金残高以上利用できないので、使いすぎも心配がなく安心の支払い方法。
デビットカードはクレジットカードのような審査はなく誰でも持つことができます。
デメリットはクレジットカードより還元率が低く、0.3%前後の還元率のカードが多いこと。
ぴよねこ
そんな還元率の低いデビットカードの中でダントツで人気なのが、楽天JCBデビットカード!
楽天JCBデビットカードはクレジットカード並みの還元率1%!これはデビットカードでダントツです。
もちろん年会費は無料、お店で利用する場合の手数料もかかりません。
国民年金の保険料の場合でも、楽天JCBデビットカードで支払うと1%が還元されます。
ぴよねこ
前納制度は4種類
続いて国民年金の前納制度について解説します。
前納制度とは国民年金の保険料を一定期間分まとめて事前に支払うことです。
前納制度には☟の4種類があります。
- 当月末振替(1ヶ月前に支払う)
- 6ヶ月前納(半年分をまとめて支払い)
- 1年前納(1年分をまとめて支払い)
- 2年前納(2年分をまとめて支払い)
この中では2年分を一括で支払う2年前納が、最も保険料が安くなります。
ぴよねこ
国民年金を前納する時の割引額(平成30年度の場合)
2年前納にすると国民年金の保険料は安くなりますが、支払方法によって割引額は変わります。
平成30年度の場合、国民年金の保険料は毎月16,340円です。2年前納にするとこの保険料が☟のように安くなります。
口座振替の場合
(スマホの方は表をスライドできます)
支払い方法 | 1回の支払額 | 2年分の支払額 | 2年分の割引額 |
毎月支払い | 16,340円 | 392,160円 | 0円 |
6ヶ月前納 | 96,930円 | 387,720円 | 4,440円 |
1年前納 | 191,970円 | 383,940円 | 8,220円 |
2年前納 | 377,350円 | 377,350円 | 15,650円 |
ぴよねこ
クレジットカード・デビットカード払いの場合
(スマホの方は表をスライドできます)
支払い方法 | 1回の支払額 | 2年分の支払額 | 2年分の割引額 |
毎月支払い | 16,340円 | 392,160円 | 0円 |
6ヶ月前納 | 97,240円 | 388,960円 | 3,200円 |
1年前納 | 192,600円 | 385,200円 | 6,960円 |
2年前納 | 378,580円 | 378,580円 | 14,420円 |
ぴよねこ
現金払い(納付書で金融機関・コンビニで支払う)
(スマホの方は表をスライドできます)
支払い方法 | 1回の支払額 | 2年分の支払額 | 2年分の割引額 |
毎月支払い | 16,340円 | 392,160円 | 0円 |
6ヶ月前納 | 97,240円 | 388,960円 | 3,200円 |
1年前納 | 192,600円 | 385,200円 | 6,960円 |
2年前納 | 378,580円 | 378,580円 | 14,420円 |
ぴよねこ
コンビニでクレジットカードからチャージしたnanacoで支払うと、クレカのポイントがついてお得という記事がよくあります。しかし、コンビニでは2年前納払いができないため保険料自体が高くなり、結果nanaco払いは一番高い支払い方法になっているので要注意です!
2年前納はクレジットカード払いまたは楽天JCBデビットカード払いがお得
先程も解説しましたが、2年前納の場合の保険料(2年分)は☟のようになりました。
- 口座振替の場合・・・377,350円
- クレジットカード払いの場合・・・378,580円
- デビットカード払いの場合・・・378,580円
保険料自体は口座振替が最も安くなります。
ですが、☟のようにクレジットカードや楽天JCBデビットカードのポイント還元を考慮すると、実は逆転します。
決済方法 | 2年前納時の保険料 | 還元額(1%で計算) | 実質の支払額(保険料ー還元額) |
クレジットカード払い | 378,580円 | 3,785円相当 | 374,794円 |
楽天JCBデビットカード払い | 378,580円 | 3,785円相当 | 374,794円 |
口座振替 | 377,350円 | 0円 | 377,350円 |
1%還元を考慮すると、クレジットカード払いと楽天JCBデビットカード払いの方が、還元のない口座振替よりも2年間で実質2,500円程お得。

大事なことはクレジットカードやデビットカードで支払う場合は、還元率の高いカードを利用することです。
クレジットカードなら年会費無料で1%還元以上のカードを利用しましょう。
デビットカードの場合は、1%還元の最強のデビットカードである楽天JCBデビットカード一択!
ぴよねこ
トータルでどのくらいお得になるのか?
結局どれだけお得になるかが、一番大事ですよね!
国民年金の支払い期間は40年間です。つまり2年前納にすると最大で20回支払うことになります。
保険料が一定であったと仮定して、保険料を「毎月払い」の場合と「2年前納で楽天JCBデビットカードで払う」場合で40年間でいくら差が出るのか計算します。
(平成30年度の保険料月16,340円で計算、スマホの方は表をスライドできます)
決済方法 | 1回の保険料 | 2年分の保険料 | 40年分の保険料 (2年分が20回) | 還元額 (1%で計算) | 実質の保険料 (保険料ー還元額) |
毎月払い | 1万6340円 | 39万2160円 (24ヶ月分) | 784万3200円 (39万2160円×40年) | 0円 | 784万3200円 |
2年前納 楽天JCB デビットカード | 37万8580円 | 37万8580円 | 757万1600円 (37万8580円×20回) | 7万5716円相当 | 749万5884円 |
差額 | 1万3580円 | 27万1600円 | 34万7316円 |
40年後にはなんとビックリ!約35万円も差がついています。この額は保険料の2年分に近いです。
つまり国民年金の保険料を単に毎月払いにしている人は、2年前納の楽天JCBデビットカードで支払っている人より2年分余計に保険料を支払うのと同じこと!
ぴよねこ
国民年金を2年前納の楽天JCBデビットカード払いにする手順
それでは国民年金の保険料を2年前納の楽天JCBデビットカード払いにする手順を解説します。
口座開設と楽天JCBデビットカードの申し込みは同時にできます。(既に楽天銀行の口座を持っている方は楽天JCBデビットカードの申請をしましょう)
「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」に必要事項を記入し、年金事務所へ提出または郵送します。(デビットカードの場合もクレジットカードの申請書を利用します)
この申請書で2年前納を選べるので、2年前納と楽天JCBデビットカードの支払いの手続きは同時に可能。
申し込み期限は毎年2月末で、2年前納分の金額が引き落としされるのが4月末になります。
2年前納を申し込んでも4月末から2年前納が始まるまでの保険料は、これまで通りの支払いとなります。
4月末までに楽天銀行の口座に2年前納の保険料約37万円を入金しておきましょう。
2年前納の楽天JCBデビットカード払いが始まれば、以降は2年ごとに4月末に自動で引き落としされます。
入金する以外は特に作業はありません。
2年前納は社会保険料控除に注意
国民年金で保険料を納付した場合、社会保険料控除として年末調整や確定申告で所得から控除できます。その分節税になりますよね。
2年前納にすると支払いが2年に一回になるので、保険料を納付する年としない年が交互に発生することになります。
納付した年は控除額が多くなり節税効果が大きくなりますが、納付しない年は控除額が少なくなり節税効果が下がります。
問題ない方は、前納した2年分の国民年金保険料の全額をその年の社会保険料控除の対象にしましょう。
毎年控除額が大きく変わるのが嫌な方は、2年前納で納付した保険料を1年分ずつに分けて社会保険料控除の対象することにより解決できます。
1年分ずつわけて申告しても、2年前納で保険料がお得になるのは変わりません。
国税庁はこの件に関して☟のように回答しています。
前納した2年分の国民年金保険料の全額をその支払った年分の社会保険料控除の対象として差し支えありません。なお、各年分の保険料に相当する額を各年に控除する方法を選択することもできます。
ぴよねこ
将来もらえる年金が増える付加年金との組み合わせが最強
国民年金を2年前納の楽天JCBデビットカード払いにして保険料を安くして、あわせて付加年金に加入して将来の年金を増やすのが最強の組み合わせです。
付加年金に加入すると国民年金の保険料に毎月400円が上乗せされます。そして将来もらえる年金が増えます。
付加年金は必ず2年でモトが取れるようになっています。つまり付加年金に加入した方が65歳から受給を開始すると67歳以降は支払った付加年金の保険料以上のリターンがもらえます。
付加年金は2年以上受け取れば、必ず儲かるようになっている国の制度です。
ぴよねこ

国民年金の支払いを2年前納の楽天JCBデビットカード払いにして35万円安くする!
2年前納の楽天JCBデビットカード払いをまとめると☟のとおり
- 国民年金の保険料を楽天JCBデビットカード払いにすると還元率1%
- 楽天JCBデビットカード払いで2年前納にすると、保険料が生涯で約35万円安くなる
- 2年前納にする時は社会保険料控除に注意
- 国民年金保険料の2年前納には手続きが必要
ぴよねこ
コメントを残す