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この記事ではおトクでんきの評判・口コミから分かるメリット・デメリットについて解説します。
おトクでんき(旧いこま電力)はハルエネでんきと同じ光通信系の電力会社で、主に法人・個人事業主向けに電気を販売しています。
結論から言うとおトクでんきは人気の新電力に比べて電気代が高く、さらに致命的なデメリットがあるので全くおすすめできません。
安易に契約せず、事前にどんな電力会社なのか確認しておきましょう。
おトクでんきの概要
運営会社 | 株式会社おトクでんき 公式サイト |
対応エリア | 沖縄県以外 |
電気ガスセット | あり |
ポイント還元 | なし |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
初期費用 | 3,500円(税別) |
解約違約金 | 3年毎の更新月以外の解約時に9,800円(税別) |
おトクでんきは沖縄県以外の地域に対応し、賃貸・分譲・マンション・アパート問わず切替できます。(高圧一括受電等は除く)
希望条件と合わない場合は、 こちらからピッタリな電力会社を探して下さいね。
デメリット・おすすめできない人
おトクでんきで注意したいデメリットは次の5点です。
- 電気代がかなり高い
- 20アンペア以下契約は利用不可
- オール電化プランがない
- 無駄な初期費用がかかる
- 解約時の違約金が厳しい
電気代がかなり高い
おトクでんきの電気代は、残念ながら電力会社の中でも高いです。
代表して人気No.1の「Looopでんき」とおとくでんきのレギュラープランを比べてみます。
(例)関東で60A・月500kWhで試算)
1年間の電気代 | 1年間の節約額 | |
東京電力 | 179,784円 | ± 0円 |
おとくでんき | 179,784円 | ± 0円 |
Looopでんき | 158,400円 | 21,384円お得 |
おトクでんきは東京電力と料金が変わらず、Looopでんきと比べるとかなり高いですね。
おトクでんきには様々なプランがありますが、「電気代が変わらない」または「年間1,000円前後安くなる程度」の料金体系です。
高い初期費用と解約金のリスクもあるので、料金がお得で切替リスクのない人気の電力会社より大きく劣ります。
Looopのバナー
20アンペア以下契約の人は利用不可
おトクでんきは関東・中部・東北・北陸・九州では30アンペア(A)契約以上の場合に利用できます。(関西・中国・四国・沖縄は関係ありません)
つまり今利用中の電力会社で20アンペア(A)以下で契約している人は、おトクでんきに乗り換えできません。
電力会社から毎月送られてくる検針票(電気の使用量のお知らせ)や自宅のブレーカーを見ると、何アンペアで契約しているのか分かります。不安な人は確認しておくといいですね。
- 20A以下では契約できない
オール電化プランがない
おトクでんきに限らず、多くの新電力ではオール電化に対応した料金プランはありません。
オール電化の人は、夜間の料金が安い特殊なプランを利用しています。
電気代のお得な深夜に電気の使用量を多くして、電気代を安くしているというわけですね。
オール電化を利用している人がおトクでんきを契約すると、夜間の電気代が上がるので逆に高くなる可能性もあります。
オール電化に対応したお得な電力会社もあるので、そちらを検討しましょう。
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オール電化の人におすすめな新電力会社
無駄な初期費用がかかる
おトクでんきを契約する場合、初期費用として事務手数料3,500円(税別)がかかります。
電力会社の正しい選び方でも解説していますが、電力会社に初期費用は存在しません。
ですが、一部の悪質な電力会社では「契約事務手数料」という名目で切替費用を設定しています。
支払う必要のない費用なので、初期費用がかかる電力会社は契約する価値がありません。
- 初期費用3,500円がかかる
解約時の違約金が厳しい
おトクでんきには契約するプランによっては、解約時の違約金がかなり厳しく設定されています。
契約後3年ごとの更新月(翌月も含む)以外に解約すると、違約金9,800円が請求されます。
電力会社の多くが違約金を設定していません。解約金がある電力会社の場合でも、1年未満の解約時に2,000円程度で2年目以降は無料というケースが多いです。
違約金が高く契約が3年縛りとなり、気軽に解約できないのは大きなデメリットですね。
- 違約金が高額
- 契約が3年縛りのプランがある
おトクでんきにメリットはある?
正直言っておトクでんきにはメリットがほとんどありません。
電力会社の中でも電気料金が割高で、初期費用・解約金が異常な設定です。
お得な電力会社と比べるとかなりの料金差があります。
もし怪しい訪問営業を受けたら、「もっと安いとこを利用してる」などと言って断るといいですね。
- メリットはほとんどなし
おトクでんきの料金プラン
おトクでんきの主な料金プランは次の3つです。
- ベーシックプラン
- 法人スマートプラン
- ずっとおトクプラン
それぞれ料金体系が違うので解説します。
ベーシックプランの特徴・料金表
「ベーシックプラン」は関東・関西・中部・東北・中国・四国・九州エリアに対応しています。
詳しい料金表は、以下の通りです。
「ベーシックプラン」は東京電力と単価が全く同じです。
「ベーシックプラン」は関西電力と単価が全く同じです。
「ベーシックプラン」は中部電力と単価が全く同じです。
「ベーシックプラン」は東北電力と単価が全く同じです。
「ベーシックプラン」「法人スマートプラン」はどちらも中国電力と単価が全く同じです。
「ベーシックプラン」は四国電力と単価が全く同じです。
「ベーシックプラン」は九州電力と単価が全く同じです。
切り替えても料金が全く変わらないので、お得な電力会社と比べてかなり割高なプランとなりますね。
つまり初期費用3,500円を払ってまで切り替える意味がないプランです。
- ベーシックプランは切替の意味がない
法人スマートプランの特徴・料金表
「法人スマートプラン」は沖縄県以外に対応しています。
詳しい料金表は、以下の通りです。
「法人スマートプラン」は基本料金の単価が東京電力と全く同じで、従量料金の3段階目が少し安くなる料金体系です。
「法人スマートプラン」は基本料金の単価が関西電力と全く同じで、従量料金の3段階目が少し安くなる料金体系です。
「法人スマートプラン」は基本料金の単価が中部電力と全く同じで、従量料金の3段階目が少し安くなる料金体系です。
「法人スマートプラン」は基本料金の単価が北海道電力と全く同じで、従量料金の3段階目が少し安くなる料金体系です。
「法人スマートプラン」は基本料金の単価が東北電力と全く同じで、従量料金の3段階目が少し安くなる料金体系です。
「法人スマートプラン」は基本料金の単価が北陸電力と全く同じで、従量料金の3段階目が少し安くなる料金体系です。
「法人スマートプラン」は基本料金の単価が中国電力と全く同じで、従量料金の3段階目が少し安くなる料金体系です。
「法人スマートプラン」は基本料金の単価が四国電力と全く同じで、従量料金の3段階目が少し安くなる料金体系です。
「法人スマートプラン」は基本料金の単価が九州電力と全く同じで、従量料金の3段階目が少し安くなる料金体系です。
電気の使用量がかなり多くても年間1,000円程度しか安くならないので、お得な電力会社と比べてかなり高めのプランとなりますね。
初期費用3,500円がかかり、3年の更新月以外の解約時に違約金9,800円が必要です。
契約する方がリスクのあるプランと言えますね。
- 法人スマートプランは切替の意味がない
ずっとおトクプランの特徴・料金表
「ずっとおトクプラン」の詳しい料金表は、以下の通りです。
「ずっとおトクプラン」は基本料金の単価が東京電力より少しだけ安く、従量料金が一切お得にならない料金体系です。
「ずっとおトクプラン」は基本料金の単価が関西電力より少しだけ安く、従量料金が一切お得にならない料金体系です。
「ずっとおトクプラン」は基本料金の単価が中部電力より少しだけ安く、従量料金が一切お得にならない料金体系です。
「ずっとおトクプラン」は基本料金の単価が北海道電力より少しだけ安く、従量料金が一切お得にならない料金体系です。
「ずっとおトクプラン」は基本料金の単価が東北電力より少しだけ安く、従量料金が一切お得にならない料金体系です。
「ずっとおトクプラン」は基本料金の単価が北陸電力より少しだけ安く、従量料金が一切お得にならない料金体系です。
「ずっとおトクプラン」は基本料金の単価が中国電力より少しだけ安く、従量料金が一切お得にならない料金体系です。
「ずっとおトクプラン」は基本料金の単価が四国電力より少しだけ安く、従量料金が一切お得にならない料金体系です。
「ずっとおトクプラン」は基本料金の単価が九州電力より少しだけ安く、従量料金が一切お得にならない料金体系です。
電気の使用量に関わらず少し安くなる程度で、お得な電力会社と比べてかなり高めのプランとなりますね。
初期費用3,500円がかかり、3年の更新月以外の解約時に違約金9,800円が必要です。
契約する方がリスクのあるプランと言えますね。
- ずっとおトクプランも切替の意味がない
解約方法・違約金
おトクでんきでは契約3年ごとの更新月(翌月を含む)以外に解約すると違約金が9,800円が必要です。
全電力会社の中で最悪級の解約金が設定されています。
「違約金ビジネス?」と言われても仕方のない仕組みですね。安易に契約しないよう注意して下さい。
なお今の住所のまま他の電力会社へ乗り換えの場合は、解約連絡や手続きは不要です。新しい電力会社に申し込むと自動解約されます。
引越しなどで退去するため解約する場合は、解約連絡が必要です。退去日が決まったら、早めに連絡しましょう。
おすすめの解約方法
既に契約してしまい電気代が高くて困っている人は、違約金がかかっても早く解約したいと考えるかもしれませんね。
解約金がかかる場合は、新規申し込み時にキャンペーンを行っている電力会社に乗り換えるのがおすすめです。
数千円のキャッシュバックを受けられる電力会社もあるので、解約金をカバーできます。
お得な電力会社でも期間限定キャンペーンを実施している場合もあるので、悪質な電力会社からの乗り換えに活用できるといいですね。
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おトクでんきの評判まとめ
残念ながら料金面でもサービス面でも、おトクでんきをおすすめする理由は見当たりません。
料金がかなり割高で悪質な初期費用・違約金など、契約するデメリットがかなり大きいですね。
電力会社を正しく選べば、毎月の電気代をかなり節約できます。
特に理由がなければ、人気の電力会社からあなたにピッタリな電力を探しましょう。